ClamAntiVirusはオープンソースの無料で利用できるウイルス対策ソフトです。
今回はUbuntu9.04にインストールしました。
apt-get でソフトをインストールします。
$ sudo apt-get install clamav |
インストールが終わったらパターンファイルを取得します。
デフォルトでパターンファイルは自動的に更新される設定になっています。
ちなみに自動更新のスタートとストップは以下のコマンドで実行できます。
自動更新のストップ
$ $ sudo /etc/init.d/clamav-freshclam stop |
自動更新の再スタート
$ sudo /etc/init.d/clamav-freshclam start |
端末からウイルススキャンする。
スキャン結果です。
GUIでウイルススキャンをする
apt-getでGUI管理ソフトをインストールする。
$ sudo apt-get install clamtk |
アプリケーション_システムツールからVirus Scannerを選択します。
ソフトを実行すると、ディレクトリごとのスキャンやファイル別でのスキャンなど簡単にできます。
すでに日本化されていますのでここからは感覚で操作できると思います。
Linux系のOSはウイルスの数や種類は比較的少ないとされていますが、ゼロではありません。
万が一ウイルスに感染すると個人情報が漏れだしたり、スパムの発射台として悪用される危険性があります。
最近ではwebサーバーを設置してだけで、cgiを許可しているディレクトリに勝手に
詐欺ソフトの販売サイトや
バイアグラの通販サイトなどのスパムサイトを構築して特定のサイトへ誘導するなどのケースがあるようです。知らない間に自分のサイトがスパマーに悪用されている可能性もあるので、身に覚えのないトラフィックや動作をしている場合は注意が必要です。
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